脱毛サロンに通うに当たっては、日常的に行っていることがNGとなることがあり、これを知らずに脱毛サロンを訪れてしまうと、脱毛を受けられなくなることがあります。
そうならないためには、脱毛サロンに通う際にやってはいけないこと前もって知っておくことが大切です。
脱毛サロンに通う時にやってはいけないこととは?
脱毛サロンでの施術は、大きな制約を受けることなく続けることができるというメリットがあります。
ですが、以下の点には注意を払う必要がありますので、まずは知識として頭の中に入れておきましょう。
日焼けする
脱毛サロンでは光を用いたフラッシュ脱毛で脱毛することができます。
ですが、光は黒いメラニン色素に反応する性質を持っているため、お肌が黒く日焼けしている場合には脱毛が見送りとなることがあります。
脱毛サロンに通うのであれば、紫外線ブロック効果のある化粧品でお肌をガードして、脱毛中に日焼けしてしまわないように注意しましょう。
生理中
VIOラインの脱毛中に生理になってしまったら、ひとまず予約をキャンセルしましょう。
生理中の脱毛は衛生上NGですし、施術担当者に対するマナー違反になる可能性もあります。
また、生理中には一時的にホルモンバランスが崩れて敏感肌になることがありますので、お肌を守るという意味でも避けなくてはなりません。
毛抜きによる前処理
フラッシュ脱毛は光をムダ毛のメラニン色素に反応させて行いますので、毛抜きでムダ毛処理をしてしまうと対象となるメラニン色素がなくなり、施術の意味がなくなってしまいます。
脱毛の前処理は必ずシェーバーで優しく行い、毛穴内部のムダ毛を抜いてしまわないように注意しましょう。
アルコールの摂取
常識的に考えるのであれば、施術前のアルコール摂取は明らかにマナー違反です。
それとともに、アルコールを摂取すると血行が促進され、光の刺激を受けやすくなります。
普段は光に対して強い反応を示さないお肌であっても、アルコールによって血行が促進されると炎症や痒みが発生しやすくなります。
アルコールを摂取するのであれば、その前後1日は控えることがベストです。
頭痛薬の服用
頭痛薬の中には、光に対する感受性を高める種類があり、これを知らずに脱毛を受けると脱毛中や脱毛後に肌荒れなどのトラブルが起こることがあります。
また、頭痛薬に限らず、なんらかの薬の服用が必要になったのであれば、まずはかかりつけの病院や薬剤師に相談してみると良いでしょう。
薬によっては脱毛を受けても問題ない種類もあります。
脱毛サロンよっては医師の診断書が必要になることがあり、医師が診断書で脱毛を許可したのであれば、薬の服用中でも引き続き施術を受けることができます。
予約後に妊娠が発覚!そんなときには?
上記では、脱毛サロンに通う際の基本的な注意事項についてご紹介しましたが、妊娠という特殊な例もあります。
妊娠に気付いたら、妊娠期間中出産後数カ月間は施術を受けることができなくなりますが、それは以下の理由によるものです。
敏感肌になる
妊娠するとプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増え、一時的にお肌のコンディションが崩れ、毛周期にも乱れが生じます。
このような状態では脱毛効果が現れにくいため、妊娠中には脱毛を受けることができません。
体調を崩しやすくなる
特に妊娠初期では、つわりをはじめとする体調不良が起こりやすくなります。
さらに、敏感肌になっていると光のちょっとした刺激に身体が敏感に反応することも考えられ、子宮の収縮の原因になることがあります。
脱毛サロンの脱毛中に妊娠がわかったのであれば、なにはともあれ脱毛サロンに連絡し、しばらく休止することを伝えておきましょう。
その際には、契約しているコースの延長が可能かどうかという点についても確認しておきましょう。
場合によっては中途解約が必要になることもありますので、コースの期限と延長の可否は必ず確認する必要があります。
脱毛前後の予防接種はNG!?
脱毛サロンに通っている間には、予防接種のタイミングにも注意を払わなくてはなりません。
それは、予防接種という注射の性質上、接種後に発熱や倦怠感などの症状が現れることがあるからです。
予防接種に関する規定は脱毛サロンによって異なりますので、脱毛の前後何日間が予防接種禁止になっているのか、脱毛サロンに直接確認しておきましょう。
不明点はカウンセリングで確認を
制約が少ないとはいっても、脱毛サロンで脱毛を受けるからにはいくつかの注意を守る必要があります。
今回ご紹介した注意点を知らずに脱毛に通い始めると、こんなはずではなかったと後悔することにもなりませんので、ぜひ、今回ご紹介した注意を守った上で脱毛サロンに通ってくださいね。